見にきてくれてありがとうございます。
夏になると、なんだか夜の散歩に出かけたくなります。
お店は開いていないけど、
静かで、涼しい、夏の時期の夜の散歩が好きです。
目次
娘と夜の公園へ出発
突然の私の提案にも、喜んでついてきてくれる娘。
本当にいいパートナーを持ったなー。
懐中電灯を持って、虫除けをして、いざ冒険へ!
懐中電灯は防犯にも役立つし、娘のテンションを上げてくれるアイテム。
夜のお散歩には欠かせません。
外に出てみるとちょうどその日は満月。
しかも、ちょっと下の方にあっていつもより大きく見える!
娘と一緒に上を見あげながら歩いていたら、ちょっと大きめの雲に隠れてしまいました。
その時、娘が
「くもさん、くもさん、お月様が見えな〜い。」
あれ、なんか聞いた事あるな。その言いまわし。
あ!これ絵本のセリフだ!
『おつきさまこんばんは』は、娘が0歳の時からずーっと大好きだった本。
2歳頃から読まなくなったので、最近甥っ子にあげました。
もうすっかり忘れていると思っていたのに、ずっと覚えてるんだな〜。
赤ちゃんの頃の記憶はどんどん薄れていってしまうはずなのに、
自分の愛情が娘の記憶に残っているんだなと、
なんだか、すっごく嬉しい瞬間でした。
夜の公演に到着
公園は夜になると入れないところもありますが、
家から1番近い公園は、閉鎖されておらず、酔っ払いもいなくて結構好きです。
たまに、カップルがベンチでお話したり、野球少年が素振りをしているのを見かけます。
都会の平和な公園です。
公園では娘はワラジムシに夢中。
ワラジムシは丸まれないダンゴムシ。
「かわいすぎるう」
と手に2匹も乗せてくすぐったい〜と言いながら見つめていました。
ワラジムシくん達を解放した後、
そういえば、出かける前におばあちゃまに「セミの脱皮が見られるかもね。」
と言われたのを思い出し、いるかな?と木を見上げたら、
1本目の木で見つけました!
いるか「な」で見つけました。
セミの脱皮を見るのはもちろん娘は初めてですが、私も実は初めてでした!
娘は結構序盤で飽きてましたが、私はじっくり観察してしまって、
かすかに動いて、抜け殻を足で蹴っている様子などに見入ってしまいました。
セミに飽きた娘は、大きい石の滑り台を手をつかずに上まで駆け上がれるかをずっとやっていました。
私は後ろのハシゴを登って頂上にたどり着き、娘が走って登って来るのを待ってました。
大きい石の滑り台、子供の時に私もよく駆け上がりました。
中学校の時に石の滑り台の上で友達と会話をしたようなしなかったような。
ひんやりしていて気持ちいい滑り台の上で
なんだか青春っぽい、本当なのかは分からない思い出に浸りました。
夜の公園は、滑り台の上にいても子供や周りの大人の目が気にならないところもいいです。
最後に
さあ、そろそろ遅いし帰ろう!と思って滑り台を降りると
なんだかでっかい虫が地面を歩いてる!
よくみてみるとまたまたセミ!
歩いてるセミ初めてみた!
抜け殻が歩いてる!(抜け殻ではないけど)
セミはそのまま脱皮する場所を求めて木にのぼって行きました。
是非!脱皮する場所まで見届けたい!と思ったのですが、どんどん高みを目指すセミ。
でも動きはカナブンレベルのゆっくりモード。
娘から、
「セミくんにバイバイって言ったら?」
と諭され、後ろ髪ひかれながら帰路につきました。
突然の夜の散歩でしたが、初めての体験もできて、いい時間でした。
防犯面には気をつけて、また心が求めた時に夜の散歩に出かけたいと思います。
ではまた更新します。